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2005年6月21日 (火)

サステイナブルな生活とは?

地球温暖化問題などの地球環境に関する問題は中々実感することが難しいのですが、持続可能な社会を目指す為には、日々の生活の中で、何らかの形でこの問題を実感をする必要があると思います。

 例えば日本経済の指標として企業の株価や日経平均などが刻々と伝えられますが、環境やエネルギーなど持続可能性に関する指標が1日1回程度でも伝えられれば、問題の状況をある程度認識できるのかもしれません。もし日銀に相当する様な環境負荷の調整機関があれば、この様な指標をベースに日々調整に励むかもしれませんし、「環境経済省」あるいは「持続可能省」みたいな環境省と経済産業省が一緒になった省ができれば、わが国の環境政策もさらに前進するのではないでしょうか(ここまではちょっと夢のお話ですが..)。.

地球環境問題を実感するといえば、自分の「体」という最も身近な対象に対しても生活習慣病などの問題に中々気がつかないということが良くあります。発熱などの急性の症状であれば、すぐに医者に行って診てもらい薬を処方してもらうことになりますが、肥満などの伴う高血圧や糖尿病などの生活習慣病は年一回の健康診断でかろうじて発見される程度です(それでも発見されない病気はたくさんありますが)。

生活習慣病になりやすい人の特徴として、自分自身の健康に関心がなく、日々の仕事などに追われているということがあると思います(自分もそうでしたが...)。1年に一回の健康診断で指摘されても中々日頃の生活習慣を変えるのは難しいのが実状です。その様な生活を数年続ければ、歳を取るに従い健康な生活を持続することができなくなります。明らかに発病してから直すのは入院や手術など大変な時間と労力が必要となりますし、回復が難しいケースも多いでしょう。やはり、日々の健康管理の積み重ねが生活習慣病の予防になります(その意味では医療費の増大は持続可能な社会を目指す上では重要な問題です)。

地球環境問題についても、これまでの生活習慣や経済活動を今すぐ見直し、資源やエネルギーの使用量を減らし、廃棄物を減らす絶え間ない努力を続けない限り、気がついたときには手遅れなる可能性が高いと考えられています。日々の環境負荷の管理や環境への配慮を様々なレベル(個人、家庭、地域、企業、国)で継続することが持続可能な社会を目指す上で重要なのだと思います。その為には、環境負荷の指標や環境への配慮が、自然な形で生活や経済活動の主要な部分になる必要があります(いわゆるエコな生活?)。

まずは自分の体を健康に、そして生活をサステイナブル(持続可能)なものにすることから始めるのはどうでしょうか。もし仮に自分の体と地球環境を何らかの形で重ね合わせることができれば、地球環境への配慮ももっと自然な形でできるのかもしれません。その意味で日頃からの自然とのふれあいも大切ですね(自戒を込めて...)。

そういえば、"Nature Interface"(ネイチャー・インターフェイス)という雑誌がありますが、ITを利用して自然とのふれあいが常時可能なウェアラブルなインターフェース環境を構築するというアイデアでしょうか。住む家がその様な自然環境とのインターフェイスを持つシステムになっているのも良さそうですね(こちらの方が現実的?)。インターネット、テレビ番組や気象情報サービスでもその様な自然環境とのインターフェイスが今後できるかもしれません(単発なものはすでにありますが、継続的なサービスが重要)。

12:28 午前 サステイナブル |

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