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2005年7月 8日 (金)

サステイナブルなSF

サステイナブル(持続可能)な社会はあくまで実在することが目標となりますが、今回はフィクションの世界の一つであるSF(サイエンス・フィクション:空想科学小説)を取り上げてみたいと思います。

私が個人的に好きなSF作家にアイザック・アシモフ(1920-1992)があります。初めて「銀河帝国興亡史」の第1巻「ファウンデーション」を呼んだのは高校生の頃だったでしょうか。ストーリーは銀河帝国が絶頂期を迎えたときに登場した一人の心理歴史学者ハリ・セルダンが予測した銀河帝国の崩壊とファウンデーションによる復興にまつわる壮大な物語です。時間や空間のスケールが壮大で圧倒されますが、あくまで人類に視点を置いていることろが素晴らしいところです(途中からロボットが現れますが...)。

あの「成長の限界」の中にもこの物語の一節が登場します。それは第4章の最初の方ですが、未来の予測モデルの位置づけに関してその有効性と利用条件を暗示しています。物語では、銀河帝国の未来を予測してセルダンは亡くなりますが、その未来を破滅から救うための仕組みを2つ残して行きます。一つは技術や情報を継承する集団であるファウンデーションと、もう一つは人類の精神世界を継承する第二ファウンデーションです。結局最後は技術や情報だけでは、人類の崩壊を避けることはできず、最後は精神世界が重要となります。ただし、最後には救世主となるロボットが出てくるのですが...これは神の象徴なのでしょうか。とにかく、人類の限りない可能性を信じたサステナビリティ(持続可能性)に溢れたSFだと思います。

その他、あの「スターウォーズ」シリーズも人類(?)の持続可能性を追求したドラマだとみることができるかもしれません。ジュダイが持つ未来を予見する精神性とその限界、最後はその精神性が勝つというある種のストーリーが、サステイナブル(持続可能)なSFに相応しいのではないでしょうか(ちょっと、こじつけ?)。30年もシリーズが続けば映画としては十分に持続可能ですし、興行収入により次の映画を作るという自己再生型のやりかたは素晴らしいと思います。第1作目のエピソード4から、エピソード1-6の全構想を持っていたと言うのも、未来を見通す構想力に通じるものがあります。やはり、持続可能な社会には、未来を見通す何か(フォース?)が必要なのではないでしょうか。

01:01 午前 サステイナブル |

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