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2006年1月 5日 (木)

ESD-J 「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議

日本が提唱して昨年より始まった「国連 持続可能な開発のための教育の10年」を国内で推進する「ESD-J」についてご紹介します。

[ESD-J]
http://www.esd-j.org/

ESD-Jは、「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議として、環境教育を行っている国内の多くのNPOなどが会員になっているNPO団体です。昨年末には普及のためのハンドブックを作成し配布しています。以下のURLからダウンロードも可能です。

[小冊子「ESDがわかる!」]
http://www.esd-j.org/archives/000354.html#more

来る2/5(日)には、以下のとおり全国ミーティングが開催され、その後各地で地域ミーティングが開催されるようです。ESDについてより知りたい方は参加してはいかがでしょうか。

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ESD-J全国ミーティングのご案内

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2005年から「国連持続可能な開発のための教育の10年(ESDの10年)」がスタートしています。9月には国際実施計画が採択され、ようやく日本国政府においてもESDの推進に向け動き始めました。

ESD-Jはようやく動き始めたこのESDの動きを加速させるべく、ESD-J会員およびESD関係者(行政、企業、教育関係者等)、ESDに関心のある人々が集まって、政府・地域・NPO・海外の取り組み状況を知りあい、交流する場「ESD-J全国ミーティング」を開催します。

今年はESDの動きを紹介するだけでなく、既にさまざまな地域や団体で実施されている環境や開発、人権、福祉、平和等に取り組む教育活動の「今」を共有し、今後のESDに向けた連携や協働のスタートとなる場としたいと思っています。そのため、ゆっくりランチ&交流タイムを取って、ポスターセッションや資料販売ができる時間と場をご用意します。また、国内外のESDに関するさまざまな取り組みを知るとともに、現在政府が作成に取り組んでいる「ESD国内実施計画」に対するインプットを検討する場、そして、ESD-Jのプロジェクトチーム(PT)活動を議論する場なども設けます。

お忙しいとは存じますが、ぜひ年に一度の全国ミーティングにご参加ください。そして、皆さまの活動をぜひご紹介下さい!

■開催概要:
 日 時: 2006年2月5日(日)10:00-17:00
 場 所: JICA国際総合研修所 国際会議場
       (東京都新宿区市ヶ谷本村町10-5)
       http://www.jica.go.jp/branch/ific/map/
 主 催: NPO法人持続可能な開発のための教育の10年推進会議(ESD-J)
 参加費: ESD-J会員1,500円、非会員2,000円(ランチ交流会費含む)
 定 員: 150名
 参加対象:ESD-J会員、ESD関係者(行政、企業、教育関係者等)、
        ESDに関心のある人々

■プログラム:
 10:00-10:10 主催者挨拶
 10:10-10:30 基調報告:日本政府の取り組み
           文部科学省 井上正幸国際統括官
 10:30-11:10 事例紹介1:米国バーモント州の取り組み
          ・シェルバンファーム副代表 メーガン・キャンプ氏
          ・逐次通訳あり
 11:10-12:05 事例紹介2:学校と地域をつなぐしくみづくり
          ・NPO法人スクール・アドバイス・ネットワーク&東京都教育庁
             事例紹介3:地域の動きを生み出すネットワークづくり
          ・北信越ESDブロックミーティング 伊藤通子氏
 12:05-12:15  オリエンテーション
 12:15-13:00 ランチ交流会
  13:00-14:00  ポスターセッション(ESD関連機関、ESD-J会員団体による活動紹介)
 14:00-15:00 国内実施計画へのインプット内容議論
          環境省総合政策局環境教育推進室 渋谷晃太郎室長
 15:00-17:00 分科会:ESD-Jの2006年度の活動をつくる
           >各PTからの概要紹介
             PT別分科会
 17:00     終了

■お問い合わせ・お申し込み
 参加希望の方は、下記まで、お名前、連絡先、所属先、
 ESD-J会員区分(個人・団体・非会員)をお知らせください。
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 NPO法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議(ESD-J)
 TEL:03-3350-8580 / FAX:03-3350-7818
 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-10-15 ツインズ新宿ビル4F
          (社)日本環境教育フォーラム内
 URL:http://www.esd-j.org
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01:25 午後 サステイナブル | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 3日 (火)

長期ビジョン

明けましておめでとうございます。

昨年の5月から始めたこのブログ「サステイナブルなもの」ですが、普段の自分の活動や持続可能な社内に向けた世の中の動きをもっと着実に伝えることを今年の目標としたいと思います。

1年後の未来も見えにくい社会情勢ですが、数十年後の社会のあり方を長期的なビジョンとして描くことは決して無駄にはなりません。それらの長期ビジョンを通じて自分たちが目指すべき方向性やより具体的なビジョンや行動が見えてくるからです。

ここでは、エネルギー問題や地球温暖化対策に関する長期ビジョンの幾つかの例をご紹介します。いずれも2030年や2050年という本来は予測が難しい未来について、それなりの根拠をもって長期的なビジョンを打ち立てています。

(1) 「きりカエル」シナリオ

日本の持続可能なエネルギー政策に関する提言をまとめたものです。現在のままでは日本経済が何故破綻するのかを定量的に評価し、エネルギー政策の観点から持続可能な社会への複数のシナリオを提言しています。もっとも持続可能性の高い「きりカエル」というシナリオはいわゆる「脱物質化、経済社会構造の大転換」を提言しており、化石エネルギーの使用量を半減させても豊かな社会を持続できることを目指しています。

[市民エネルギー調査会]
http://www.isep.or.jp/shimin-enecho/index.html
[「持続可能なエネルギー社会を目指して」 報告書(2004/8/1)]
http://www.isep.or.jp/shimin-enecho/presen_pdf/0801_report050422.pdf

(2) トリプル50

東京大学と大手重電メーカがつくる「持続型社会研究協議会」(2004年6月発足)が策定した「持続型社会へ向かうエネルギービジョン(改訂版)」(2005年9月発表)の中で、「トリプル50」として2030年までに

  • エネルギー自給率:50%
  • エネルギー利用効率:50%
  • 化石燃料依存率:50%

を目指すというビジョンが書かれています。原子力利用を前提としたものですが、注目すべきプロジェクトです。

[持続型社会研究協議会]
http://rmo.iis.u-tokyo.ac.jp/jizoku.index.html
[持続型社会へ向かうエネルギービジョン(改訂版)]
http://rmo.iis.u-tokyo.ac.jp/2Press050916.pdf

(3) CO2排出量60%以上削減

国立環境研究所(環境省)や京都大学が中心となって2004年7月にスタートした2050年を目標に脱温暖化社会に向けた中長期的政策を研究するプロジェクトです。CO2排出量を2050年までに60%以上(最大80%)削減することをビジョンとしています。昨年11/17に開催された公開シンポジウムの資料がダウンロードできます。

[脱温暖化2050研究プロジェクト]
http://2050.nies.go.jp/index.html
[脱温暖化社会に向けて-2050年からのバックキャスティング(11/17シンポジウム)]
http://2050.nies.go.jp/2050sympo/20051116.htm

12:44 午前 エネルギー | | コメント (0) | トラックバック (1)