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2007年6月 1日 (金)

後は行動に移すだけ

今月6月は環境月間で、6月5日が「環境の日」だそうですが、この数日間に実に様々な地球温暖化問題などへの意欲的なビジョンや取組みの戦略が発表されました。

今年3月から安部首相の掛け声で検討が進められて来た「21世紀環境立国戦略」が異例のスピードで本日(6/1)、閣議決定されました。地球温暖化対策と持続可能な社会の「日本モデル」構築を前面に出して、新聞などでも話題になった世界全体での温室効果ガス排出量を「2050年までに半減」を打ち出しています。来週からドイツで開催されるG8ハイリゲンダム・サミットをめぐる動きとしても注目です。

[「21世紀環境立国戦略」が閣議決定(6/1)]
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8434
[21世紀環境立国戦略の紹介ページ]
http://www.env.go.jp/guide/info/21c_ens/index.html
[21世紀環境立国戦略(本文)]
http://www.env.go.jp/guide/info/21c_ens/21c_strategy_070601.pdf

国際的には、これまでご紹介したIPCCの第4次評価報告書や、EU首脳会議での20%削減の目標設定、WWFのレポート"Climate Solutions"など、多くの気候変動に対するビジョンや取組みが発表されています。

[WWF: Climate Solutions, WWF's Vision for 2050(英語)]
http://www.panda.org/news_facts/newsroom/index.cfm?uNewsID=102400

またこの政府からの発表に合わせるかのように、東京都の「気候変動対策方針」が発表されました。国に先駆けた意欲的な取り組みとして今年3月に発表された「カーボンマイナス東京10年プロジェクト」の基本方針も示されています。いよいよ東京都も本気で取り組みを始めるようです。

[「東京都気候変動対策方針」について]
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2007/06/70h61200.htm

公共施設での省エネの方針もすでに打ち出しています。庁舎、学校、病院などの都の施設を最高レベルの省エネ仕様に転換することを目指しています。

[「省エネ東京仕様2007」の策定について]
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2007/05/70h5t100.htm

そして、今年も「クールビズ」として「夏季の省エネルギー対策」についての「お願い」が発表されました。内容がより具体的になっており、庁舎などでの冷房温度28℃やノーネクタイだけではなく、ESCO事業の推進や、民間企業や家庭に対しても省エネについてもより具体的に提案をしています。

[「夏季の省エネルギー対策について」]
http://www.meti.go.jp/press/20070530003/20070530003.html

この短い期間にこれだけの意欲的なビジョンや戦略が発表され、後はいよいよこれらを行動に移すだけのはずですが、そこには越えなければならない「壁」があるようです。それをひとつずつ取り除く作業から始める必要がありそうです。

10:30 午後 環境 |

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