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2007年7月 2日 (月)

サステイナブルなニュース 第7号

今週ご紹介するグリーン電力やCDP(カーボン・ディスクロージャ・プロジェクト)も、地球温暖化への対応として注目されています。私たち自身の生活の持続可能性を考えるワーク・ライフ・バランスについても取り上げてみました。

************** サステイナブルなニュース 第7号 *************************

国内最大規模のグリーン電力を使用するソニー

太陽光や風力などの自然エネルギーにより発電した環境価値のある電力を企業活動に積極的に利用する動きが広がっている。ソニーは、地熱発電による年間1000万kWh以上のグリーン電力を購入する契約を「グリーン電力証書システム」を提供している日本自然エネルギー(株)と締結し、すでに契約している風力発電による550万kWhと合わせて、国内の施設で利用する。ソニーは、6年前にこのシステムを電力会社などと共同で開発し、利用量を着実に増やして来た。東京銀座のソニービルでは、約75%の電力がこのグリーン電力でまかなわれることになる。ソニーは、WWFの「クライメート・セイバーズ・プログラム」に参加し、2010年までに温室効果ガスの排出量を2000年比7%削減する目標を掲げている。

ソニー(株)プレスリリース:
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200705/07-051/index.html
WWF「クライメート・セイバーズ・プログラム」:
http://www.wwf.or.jp/activity/climate/clmt-svrs/index.htm

企業は財務と同様に「炭素情報開示」も重視すべき

ニューヨークで開催された国連のCSD(持続可能な開発委員会)に出席したイギリスのピアソン気候変動担当大臣は、米企業との会合の中で、「気候変動のリスクに対する対策を講じるために、企業は財務情報開示と共に炭素情報開示も重視すべき」と提言した。この「炭素情報開示」は、多くの国際的な金融機関や保険会社が参加する非営利団体「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)」において国際統一基準の作成が行われている。CDPは2002年から世界の主要上場企業に対して年に1度、温室効果ガスの排出量や排出対策について情報開示を求める質問状を送付して、情報の収集を行い、レポートを発行している。

イギリスDEFRAプレスリリース(英語): http://www.defra.gov.uk/news/2007/070509b.htm
EICネット記事:
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=16203
CDPホームページ: http://www.cdproject.net/
CDP日本語レポート(2006年):
http://www.cdproject.net/download.asp?file=CDP4_Japan_Report.pdf

ワーク・ライフ・バランスと幸福感を分析

内閣府の経済社会総合研究所により、少子化社会におけるワーク・ライフ・バランスと幸福感の関係性について分析を行ったレポートが発表された。この分析は、20~40歳代女性の幸福感として「主観的幸福度」は非金銭的な幸福感、「生活満足度」は金銭面を含んだ幸福感との仮説を立て、配偶関係・就業状態・子育てがどの様に影響を与えているかを分析している。その結果、所得が高いこと、結婚していること、夫の家事育児時間が長いことは、2つの幸福感を共に高めることがわかった。子供数は主観的幸福度にはプラス、生活満足度にはマイナスの影響を与えていることもわかった。

内閣府 経済社会総合研究所レポート:
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis190/e_dis181.html



07:09 午前 環境 |

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