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2007年7月14日 (土)

サステイナブルなニュース 第9号

7月としては、戦後最大の台風4号が日本列島を縦断しています。大型の台風が増加すると言われている地球温暖化による影響の表れなのでしょうか。先週は不都合な真実のDVDも発売され、再びあの映像を見た後だけに、益々その感を強くします。

今週のサステイナブルなニュースをお届けします。今回は、すでにドイツサミットも終わり、発表から1ヶ月近く経過した「21世紀環境立国戦略」の記事です。その他、今回は地球温暖化に関する記事ばかりになっていますが、保険の世界でも気候変動による災害の増加が懸念されています。

**************** サステイナブルなニュース 第9号 *****************

「21世紀環境立国戦略」が策定される

今年3月に安部首相により表明された「21世紀環境立国戦略」が、政府の審議会での集中的な検討を経て6月1日に閣議決定された。地球温暖化問題に対応した低炭素社会や循環型社会、そして自然共生社会づくりを進めることにより持続可能な社会を目指す。戦略的な取組としては、自然共生の知恵や伝統、環境・エネルギー技術、公害克服の経験といった強みを「日本モデル」とし、経済成長や地域活性化の原動力として、アジアや世界へ発信する。さらに、今後、数年で重点的に着手すべき8つの戦略を提示しており、気候変動問題の克服に向けた国際的リーダシップを始め、生物多様性の保全や3Rによる持続可能な資源循環なども提示している。さらに横断的な戦略として環境を軸とした国際貢献、経済成長、地域づくり、人づくり、仕組みづくりまで踏み込んでいる。

報道発表「21世紀環境立国戦略」の閣議決定について(環境省)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8434
「21世紀環境立国戦略」のページ(環境省)
http://www.env.go.jp/guide/info/21c_ens/index.html

持続可能な社会実現へ、世界の保険業界の取組を報告

アジアからは唯一、東京海上日動火災保険が参加している国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の保険ワーキンググループ(IWG)から世界の保険業界の取組についての報告書が発行された。IWGでは、世界の主要な保険会社が「持続可能な社会と保険」について調査・研究を行っており、「保険が社会の持続可能な発展に貢献する役割」についてまとめている。具体的には、保険は「人々(People)」「地球(惑星Planet)」「利益(Profit)」の3つの要素に貢献するものとして、持続可能性に関わる世界規模の9つの事象(気候変動、発展途上地域への保険提供、退職後の収入、健康、人間が作り出すリスク、環境責任、天然資源、リサイクル、内部効率)に対する各社の取組や事例を取り上げている。

東京海上日動火災保険(株)プレスリリース「UNEP FI IWG報告書発行」
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/20070601.pdf
「UNEP FI IWG報告書(英語)」
http://www.unepfi.org/work_streams/insurance/index.html

「地球温暖化」に関心のある人は全体の9割以上、生活者の意識調査

博報堂が2004年度から毎年実施している「環境に関する生活者の意識調査」の分析結果が今年もまとまり、この一年間で、生活者の環境問題に対する関心度が大きく向上し、環境に対する行動姿勢も積極的になっていることがわかった。特に「地球温暖化」に関心を持つ人は、全体の9割以上の92.9%に達し、昨年の81.3%から大きく伸びた。関心の高さは具体的な行動にも現れており、「電気などをこまめに消す」「エアコンの温度設定を弱めにする」といった省エネ行動は9割近くに達し、生活にほぼ定着している。最近話題になっているレジ袋についても「買物袋を持参する」人が昨年と比べて1割以上も増え、女性においては半数を超え、さらに「環境への取組が進んでいる企業の商品を買う」人も増えて、生活者が実際に行動で応え始めている動きがみられる。

博報堂プレスリリース「環境に関する生活者の意識調査2007」
http://www.hakuhodo.co.jp/news/directNews.html?2007&20070606_0

11:11 午後 環境 |

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