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2007年12月 9日 (日)

サステイナブルなニュース 第27号

インドネシアのバリでは、国連の気候変動に関する国際会議が開催されていますが、各国の思惑が交錯し、難しい交渉が続いているようです。いよいよ今週が山場となりますので、引き続き注目していきたいと思います。

今週のサステイナブルなニュースをお届けします。来年、洞爺湖で開催されるG8サミットに向けて国内のNGOから様々な提言が行われています。また、日本の企業の気候変動対策での海外からの評価や再生可能エネルギーの展示会などに関する話題を取り上げています。

***** サステイナブルなニュース 第27号 *************

日本のNGOが洞爺湖サミットに向けて政策提言を発表

2008年に北海道洞爺湖で開催されるG8サミットに向けて、日本の貧困・開発・環境・人権の各NGOが分野を超えて集まり今年の1月に結成した「2008年G8サミットNGOフォーラム」が、東京都内で国際シンポジウムを開催し、政策提言の素案を発表した。シンポジウムのセッションではアジアやアフリカ出身の研究者やNGOから母国での現状の報告があり、ミレニアム開発目標(MDGs)に掲げられた貧困・環境・人権問題のつながりについて訴えた。政策提言の素案は環境、人権・平和、貧困・開発の課題ごとに作成され、特に「環境」では、国内排出量取引や環境税の導入、2050年までに温室効果ガスの排出量を先進国で1990年比で80%削減するように求めており、太陽光や風力などの自然エネルギーの活用を進める必要性を訴えている。

G8NGOフォーラム: http://www.g8ngoforum.org/
G8NGOフォーラム活動報告: http://www.g8ngoforum.org/forum/category/reports/

日産自動車、気候変動に関する情報開示の先進企業に選ばれる

日産自動車は、気候変動に関する戦略において優れた取組や情報開示を行っている企業で構成するCDLI(Climate Disclosure Leadership Index)に選定された。CDLIには68の企業が含まれ、CDP(The Carbon Disclosure Project)が世界の主要企業、約2400社を対象に実施した気候変動への取組や戦略に関する詳細なアンケートへの回答内容に基づいて選定されている。自動車業界ではダイムラー・クライスラーと共に2社のみが選定されており、「ニッサン・グリーンプログラム2010」における包括的な戦略や、積極的な環境情報開示への姿勢が評価されたとしている。「ニッサン・グリーンプログラム2010」では、2010年に達成すべき目標と取組みをまとめており、「CO2排出量の削減」、「エミッションのクリーン化(大気、水、土壌の保全)」、「資源循環」の3つの重点課題を設定して、活動を進めている。

日産自動車プレスリリース:
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/071011-01-j.html
CDP(The Carbon Disclosure Project): http://www.cdproject.net/

再生可能エネルギーの国際的な展示会が幕張で開催

地球温暖化問題や石油高騰の中で注目されている再生可能エネルギー全分野をカバーする国際展示会およびカンファレンスが「第2回新エネルギー世界展示会」として千葉県の幕張メッセで10月に開催された。昨年10月に開催された「再生可能エネルギー2006国際会議」「新エネルギー世界展示会」の流れを継承し、6月に結成された「再生可能エネルギー協議会」の主催により、再生可能エネルギー全分野に関わる176社が出展した展示会や、産官学のバラエティ豊かなセッションを含む国際カンファレンスなどが開催された。再生可能エネルギー協議会は、再生可能エネルギー各分野を構成する団体や専門家が連携し、技術の調査研究、国際交流により、技術分野の普及促進、技術開発、産業振興発展するための「連絡・交流組織」として、2010年まで毎年、国際会議や国際展示会の開催を計画している。

第2回新エネルギー世界展示会: http://www.renewableenergy.jp/top.html
再生可能エネルギー協議会: http://www.renewableenergy.jp/council.html

02:48 午後 環境 |

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