« サステイナブルなニュース 第34号 | トップページ | 再生可能エネルギーの将来ビジョン »

2008年2月11日 (月)

サステイナブルなニュース 第35号

自然エネルギーに関するイベントを2つご紹介します。まずは、今月21日と22日に有楽町の東京国際フォーラムで開催される「グリーンパワーキャンペーン」です。基調講演や展示会、分科会などがありますが、私自身は3つある分科会のひとつ「再生可能エネルギー展望会議」の中のパネルディスカッションにパネラーとして参加します。現在、ISEPでは2050年の自然エネルギービジョンの検討を行っており、その一部はここで発表される予定です。

もうひとつのイベントは、自然エネルギーと市民出資に関するセミナーです。「自然エネルギーセミナー2008」と題して大阪(3/1)と東京(3/15)で開催されます。このセミナーで紹介される「温暖化防止おひさまファンド」は現在出資募集中です。ご興味のある方は是非、セミナーに参加したり、資料を請求してみてください。

さて、今週のサステイナブルなニュースをお届けします。国連で進められていた植樹キャンペーンが前倒しで目標達成したという嬉しいニュースと国内でのグリーン電力の先進事例の紹介です。最後のコクヨの取組みは通常は公表しない負の部分をあえて公表するところが面白いと思います。

************** サステイナブルなニュース 第35号 ******************

国連の「10億本植樹キャンペーン」前倒しで目標達成

国連環境計画(UNEP)が実施している「10億本植樹キャンペーン」が、当初の2007年末より前倒しで11月末に目標の植樹本数を達成したと発表した。ちょうど12月に開催される国連の気候変動に関するバリ会議に間に合う形ともなり、気候変動に対する森林保護や復元の重要性が再認識されている。植樹の半分程度は、世界各国の一般市民がそれぞれ1~3本の木を植えており、インドネシアで開催されたバリ会議に先立ち、会議で排出されるCO2をオフセットするために8千万本の植樹も行われた。もっとも多くの植樹が行われた国はエチオピアの7億本で、以下、メキシコ2.2億本、トルコ1.5億本、ケニア1億本、キューバ1億本、ルワンダ5千万本、北朝鮮4千万本と続いている。

温「断」化ニュース:
http://www.es-inc.jp/edablog/ondanka/archives/071204_115148.html
国連プレスリリース:
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=24821&Cr=climate&Cr1=change
国連環境計画(UNEP)「10億本植樹キャンペーン」:
http://www.unep.org/billiontreecampaign/index.asp

ソニー、再生可能エネルギーの利用を増やし、個人向けのサービスも提供

ソニーは、国内外で太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入を積極的に進めているが、2010年までにその導入量を4倍に拡大することを発表した。CO2排出削減に換算すると、2006年の実績値は約1万3千トンとなる。国内では、「グリーン電力証書システム」を2001年から活用し、すでにグループ会社契約分と合わせて木質バイオマス発電など3640万kWhの再生可能エネルギーを発電委託している。欧州においては、2002年より導入を開始し、すでに9つの事業所が施設全てを水力発電などの再生可能エネルギー100%で稼動している。これは欧州における全電力使用量の約41%に当たる。ソニーでは、さらにソニースタイルの販売サイトにおいて「社会貢献メニュー」として“ソニーポイント”でグリーン電力証書を1kWh単位から小口購入できるサービスを国内で始めて開始した。使用されるグリーン電力は秋田市の市民風車や長野県飯田市の市民太陽光発電所から供給される。

ソニー プレスリリース:
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200712/07-132/index.html
“Energy Green”プレスリリース:
http://www.energygreen.co.jp/press071204.html

コクヨ、環境配慮が不十分な製品に「×(バツ)」マークを表示

コクヨは、12月から発行する製品カタログ(約4万5千品番、100万部発行)において、環境配慮が不十分な自社ブランド製品について「エコ×(バツ)マーク」を表示することを発表した。来年2008年より3年間で商品の環境配慮に積極的に取組み、2011年に全商品の環境配慮100%を目指す。コクヨでは、1990年代初めから積極的に環境配慮商品の開発に取組んで来たが、今後、環境への配慮を「当たり前」とする基本姿勢として、環境配慮余地の残る自社商品を「エコ×マーク」の表示により明示することで、環境への配慮の徹底を進める。ステーショナリー(文房具)では、一般に使用される環境マーク(エコマークやグリーン購入法適合マーク等)の基準に合致しない商品、ファーニチャー(家具)では、「つくる時」、「つかう時」、「すてる時」の3つの商品サイクルにおける環境配慮が1でもされていない商品が表示の対象となる。

コクヨ プレスリリース:
http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20071210-777.html

04:41 午後 環境 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107595/40086808

この記事へのトラックバック一覧です: サステイナブルなニュース 第35号:

コメント

おひさまファンドの紹介ありがとうございました!
このブログからおひさまサイトに来てくださったユーザーさんもいます。

今後とも随時取り上げよろしくお願いします。

投稿: ささもも | 2008/02/27 11:01:39

コメントを書く