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2010年11月 5日 (金)

インドでの再生可能エネルギーの国際会議

先週末にインドより無事に帰国しました。インドのデリーで開催されたデリー再生可能エネルギー国際会議(DIREC2010)に出席してきました。会議の内容を詳しく知りたい方はこちらJREPP(自然エネルギー政策ポータルサイト)DIREC2010特集ページへ。

この会議では、世界各国から再生可能エネルギーの専門家があつまり、世界で急成長している再生可能エネルギーについて熱く議論を交わしました。主催はインド政府、REN21という国際的な再生可能エネルギーのネットワーク団体が全面的に協力し、ドイツ政府とノルウェー政府が協賛しています。

この国際会議では日本のプレゼンスはほとんどありません。ちょうど政府関係者が名古屋で開催されていたCOP10で忙しかったせいも少しはあったかもしれませんが、日本人の参加者は10名もいなかったのではないでしょうか。日本の団体としては、ISEPから自分も含めて数名が参加しました。

会議での発表やサイドイベントでは、ドイツ政府やその関連団体がかなりがんばっていました。やはりこれまで再生可能エネルギー政策をリードしてきたという自負があるのでしょう。また、EUや米国の様々な再生可能エネルギー団体や企業が参加していました。後は、インドや中国などの発展途上国の勢いに目覚しいものがありました。欧州で成功した固定価格買取制度などの政策手法をすばやく導入し、先進国からの資金も国際的なスキームの中で調達しながら、再生可能エネルギーの分野で急成長を続けています。

日本は今や再生可能エネルギーの世界では、後進国になってしまったかのようです。いや、実際にすでになっているのかもしれません。中国やインドはすでに何歩もリードし、他の発展途上国もそれに続こうとしています。日本も、まだ今ならまだ間に合うかもしれませんが、現在、経産省を中心に検討されている固定価格買取制度は、再生可能エネルギーを国内で十分に普及させるためには、まだまだ検討の内容があるべき姿になってきていません。とても残念なことです。

インドでは、少なからずカルチャーショックを受けました。私自身が初めて発展途上国を訪れたせいかもしれません。とくにか、古く壊れかけた住宅から、最新の建築物まで、ニューデリーにはあらゆるものが「ごちゃまぜ」になっていました。ともかく成長の勢いが、日本の高度成長期を思わせます。

会議の詳しい内容やインドでの様子等は、また別の記事で書きたいと思います。

12:19 午前 再生可能エネルギー |

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